今週の全米シングル・チャートは、BLACK EYED PEASの「I GOTTA FEELING」が13週目となる首位に輝き、前シングル「BOOM BOOM POW」の12週連続No.1の記録を塗り替えた。またこの2曲は間を空けずに首位交代を果たしているため、同チャートではBLACK EYED PEASのNo.1独占状態が長期に渡って続いている。

一方、9/13に発表されたMTV VIDEO MUSIC AWARDSで、カントリー・アーティストとしては初となる“MOONMAN AWARD”を受賞したTAYLOR SWIFTの活躍も目覚しく、特にラジオ・エアプレイの支持が強力で「YOU BELONG WITH ME」はRADIO SONGS/HOT 100 AIRPLAY CHARTでNo.1に輝いている。ちなみに同チャートの統計がスタートした1990年以降、No.1に輝いたカントリー・アーティストは彼女が初めてとなる。また同曲は、今週の全米シングル・チャートでは6位から4位へと再浮上している。

そして今週のチャートでは、SWIFTと同じく先日のMTV VIDEO MUSIC AWARDSでパフォーマンスをした2組がTOP 5圏内にランク・インしている点にも注目だ。1曲は先週の4位から上昇し、BLACK EYED PEASに続いて2位に輝いたJAY-Z with RIHANNA and KANYE WESTの「RUN THIS TOWN」で、GREATEST GAINER/AIRPLAYを獲得している。そしてもう1曲はMTV VIDEO MUSIC AWARDS の最後を締め括ったJAY-Z duet with ALICIA KEYSの「EMPIRE STATE OF MIND」で、先週の50位から一気に5位へ上昇しGREATEST GAINER/DIGITALを獲得した。またこの曲は先週に比べて374%増となる205,000ダウンロードを売り上げ、DIGITAL SONGS CHARTで23位から1位に輝いている。

その他、今週の全米チャートのTOP 10にランク・インした曲は、2位から3位へ後退したJAY SEANの「DOWN」、3位から6位へ後退したMILEY CYRUSの「PARTY IN THE U.S.A.」、18位から7位へ急上昇したLADY GAGAの「PAPARAZZI」、8位に初登場したDRAKE featuring KANYE WEST, LIL WAYNE and EMINEMの「FOREVER」、5位から9位へ後退したKINGS OF LEONの「USE SOMEBODY」、そして7位から10位へと後退したJASON DeRULOの「WHATCHA SAY」となっている。